
近年、Instagramで最もリーチが伸びやすいフォーマットといえば「リール(Reels)」です。
静止画投稿やストーリーズよりも、アルゴリズム上リールは拡散されやすく、フォロワー外への露出が期待できる重要な導線となっています。
特に2025年以降のInstagramでは、動画の“構成力”と“視聴維持率”がリールの成果を大きく左右する要素になっています。
今回は、これからリール投稿に力を入れたい企業・ブランド担当者の方向けに、リールでリーチを最大化するための最新のコツを5つご紹介します。
1. 冒頭0.5秒で「視覚的フック」を入れる
ユーザーがスワイプを止めるかどうかは0.5秒以内に決まると言われています。
そのため、最初の画面に**“違和感・驚き・強調”を持たせたビジュアルやテロップ**を仕込むことが重要です。
✅ 例:
- 拡大された表情
- 衝撃的なビフォーアフター
- 「え?なんで?」と思わせるテキスト
2. 「答え」や「全体像」は後半で見せる
リールでは“タップしても飛ばせない”という特性があるため、引きで視聴を保つ構成が有効です。
✅ コツ:
- 「最後まで見ると〇〇がわかる」構成にする
- タイトルだけで内容を全部見せない
- “じらし設計”で滞在時間を伸ばす
3. BGMは「トレンド曲」×「視聴層に合ったムード」で選ぶ
Instagramでは著作権フリーではない楽曲も使用できるため、トレンド曲を積極的に活用するのが鉄則です。
ただし「流行っているだけ」では不十分で、視聴ターゲットの感情にフィットする選曲がリーチにも影響します。
🎵 ヒント:
- Z世代ならトレンド音源(ダンス・テンポ重視)
- 30代以上ならノスタルジックなJ-POPや静かなムード曲
4. ハッシュタグは“広く狙いすぎない”
拡散目的の投稿でありがちなのが、#人気 #おすすめ #followmeなどの“浅いハッシュタグ乱用”。
これではアルゴリズムが誰に届ければいいか判断できず、リーチが分散してしまいます。
✅ コツ:
- コンテンツに関係の深いタグのみ(5~10個)
- 業界・シーン・悩みベースのタグ設計を
5. 投稿後24時間以内の“保存数”と“リプレイ数”が重要
Instagramのリールでは、「保存」「リプレイ」「視聴完了率」がアルゴリズムに高く評価される指標です。
特に投稿初期(24時間以内)の動きが重要なので、社内やフォロワーに「保存してね」と促すアクション設計も大切です。
💡 CTA例:
- 「あとで見返す人は保存してね」
- 「参考になったら忘れず保存📌」
まとめ|2025年のInstagramリールは「秒単位の戦略」がカギ
2025年のInstagramでは、リールを活用した“短尺コンテンツ戦略”がますます主流になっています。
ポイントは、「誰に」「どう届き」「どう引きつけるか」を秒単位で設計すること。
最後に、リール改善のための“5つの質問”をチェックしてみてください。
✅ 投稿前チェックリスト
- 冒頭で目を惹くビジュアルorテキストを入れているか?
- 最後まで見たくなる構成になっているか?
- ターゲットに合ったBGMが選ばれているか?
- 関連性のあるハッシュタグに絞っているか?
- 投稿後の初動対策(保存・コメント誘導)をしているか?
次回は【TikTokマーケティング】のテーマで、「バズる構成テンプレート(2025年版)」をご紹介予定です。
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