
2025年1月17日~1月20日の期間、多くのユーザーのInstagramフィード一覧が
突如、正方形ではなく縦長の形式で表示されるよう変更されました。
2024年8月頃に一部のユーザーのアカウントで試験的に実装され、
今回Instagramからの正式なアナウンスはまだされていないものの、
ユーザーの利用体験や投稿フォーマットの最適化を目的としたテストと推測されます。
※アプリから投稿ごとに正方形に設定することは可能です(ただし、上下に余白あり)
●メリットとして、以下が挙げられます
・コンテンツの視認性向上
縦長の表示はスマートフォンの画面にフィットしやすく、1つの投稿により多くの情報を詰め込めるため、視覚的なインパクトが強化されます。
(縦型サイズ投稿のタイムラインを想定)
・動画コンテンツとの親和性
縦型動画(リールやストーリーズなど)とフォーマットが統一され、視聴体験がシームレスになる可能性があります。
・広告効果の向上
広告も縦長表示に対応すれば、ブランドがより大きなスペースを活用できるため、CTR(クリック率)の向上が期待されます。
●デメリットとして、以下が挙げられます
・既存コンテンツのレイアウト崩れ
正方形や横長の画像が、縦長のレイアウトでは目立ちにくくなる、または一覧表示の見え方を変更すると上下に空白が生じてしまいます
※複数枚の正方形画像を組み合わせて1つの大きな画像にする従来のグリッド表示をが崩れる場合がある
・クリエイティブ制作の負担増
投稿コンテンツを縦長フォーマットに対応させる必要が生じるため、画像・動画の編集作業が増加します。
・一部ユーザーの反発
フィード表示が突然変わることで、慣れ親しんだレイアウトを好むユーザーから不満の声が上がるリスクがあります。
●SNS上のユーザーの声をのぞいてみましょう
肯定的な意見:
「縦長の写真や動画が大きく見えて便利!」
「インパクトがある投稿が増えた気がする。」
否定的な意見:
「横長の画像が見切れてしまう…。」
「慣れたレイアウトの方が好きだったのに。」
「コンテンツが詰め込みすぎて疲れる。」
困惑や戸惑い:
「何が起きているのか分からない。」
「テスト中なのか正式変更なのか知りたい。」
●今後の投稿をどのようにするのがよいでしょうか
縦長フォーマットの活用を検討しましょう。
16:9や4:5といった縦長比率でコンテンツを制作することで、将来の変更にも柔軟に対応可能です。
特に、リールとの親和性を高めるクリエイティブが有効です。
正方形、横長、縦長すべての比率で見栄えするデザインを意識した投稿を心がけると良いでしょう。
コメントやインサイトを分析し、ユーザーが求めるフォーマットや反応を反映していきましょう。
この変更が試験的なものである可能性もあるため、公式発表や業界動向を注視し、投稿戦略を都度見直しましょう!