Twitterが導入したTwitter Blueに続きMetaでもMeta Verifiedという認証バッジを有償でスタートする予定となっています。これまでもTwitterやInstagramにおける認証バッジの取得は誰でも取得できるものではなく、著名人・有名サービス・権威性、公益性のあるアカウントなど取得には条件がありました。しかしながら、Twitterでは例外的に一定の広告出稿を行う事で申請が通りやすかった事もありました。Instagramは認証バッジ取得までのプロセスを明示しながらも、なかなか申請が通らなかったケースが当社実績から鑑みると多かったように思います。
それでも認証バッジの重みは大きく、認証バッジが付いているアカウントとそうでないアカウントでは信ぴょう性や公式感といった効果は大きいものでした。この認証バッジの重みに関しては有償にて基本は誰でも取得できる事でかなり低下すると考えます。現にTwitter Blueではフォロワー数も少ない個人アカウントですら認証バッジを取得することが可能になりました。もちろん有償化することでTwitter利用における機能性が高まるなどプラス効果はありますが、本来あるはずの認証バッジの重みは消え失せたと言っても過言ではないと思います。
Meta Verifiedに期待する事
2023年2月20日にAdam Mosseri氏がMeta Verifiedに言及しました。まずTwitterと同じようにテスト導入が一部の地域で始まり、やがて全世界に普及する流れとなります。そして、3つのポイントに言及していましたが、その中でも1番期待できるものが「Increased reach」という点です。Instagram事業責任者のAdam Mosseri氏がTwitter上にてはっきりと以下の発言をしています。
- The second feature is increased reach -in search , in comments and in recommendation surfaces, like explore.
どのようなリーチ改善があるのでしょうか。広告が減る、投稿したリーチしやすくなる(広告要素)などが考えられますが、後者であったら有償でも取得する価値はあるのではないかと思います。可能性は高くないかもしれませんが、そうあったらとても嬉しい機能ですね。この発言だけでは真意はわからないため、来週にも何らかのtweetを予定しているようなのでMeta Verifiledは注視すべき新たな機能として情報を収集していきます。