先日、Instagramの事業責任者であるAdam Mosseri氏がインスタグラムに関する情報を動画で投稿しました。
そこには、インスタグラムではどのような事が起こっていて、現在取り組んでいる内容についても言及されていました。そこで触れられていた内容に関しては大きく4つあります。
- クリエーターに関する件
クリエーターがインスタグラムを通じて生計を立てられるように、インスタグラム全体として取り組んでいる事が紹介されています。 - ビデオ(動画)に関する件
今回、大きく触れられていた件でビデオ(動画)に関して言及されています。インスタグラムは今後ますますビデオ(動画)機能を拡充していくことが予想されます。 - ショッピングに関する件
ショッピングに関してはオフラインからオンラインへとシフトしてきており、インスタグラムもこれに傾倒していくという内容です。 - メッセージングに関する件
過去5年ほどで親しい友人と繋がる方法が大きく変化し、主にはメッセージングに移行し、この機能はフィードやストーリーズ機能から切り離されたという点です。
この中でビデオ(動画)に関して深く言及されている内容として、インスタグラムはTikTokやYouTubeを大きく意識しており、非常に深刻な競争下にあるということです。インスタグラムは正方形の写真を共有するアプリでもなければ、ただの写真共有アプリでもないと断言しています。
一番のインスタグラムの目的は”人々を楽しませる事”とAdam Mosseri氏は伝えています。
その中で先に紹介したTikTokやYouTubeと競争下にあり、たくさんやるべきことがあると考えており、大きく変化をしていかなくてはいけないともメッセージを残していることから、Instagramが今後動画機能に関して大きく拡充することが予想されます。
すでにテストは始まっておりますが、フィードにフォローしていないインスタグラムアカウントが表示され、フルスクリーン、没入型、娯楽性、モバイルファーストのビデオなど、ビデオをより広く受け入れる方法についても実験が続くと言われています。具体的には動画なのでフィード、ストーリーズ、リールに投稿された動画がユーザーを楽しませる目的で様々な形で表示されていくのでしょう。
このように今後数ヶ月なのか数年なのかは定かではありませんが、ビデオ(動画)をインスタグラムで見かける機会が非常に増えてくると思われます。企業としては、ビデオ(動画)コンテンツを多分に用意し、投稿していくことで多くのインスタグラムユーザーに自身の投稿を見てもらえる機会が増えるということです。
当社もご支援させて頂いているクライアントには、この事をいち早く説明し、ビデオコンテンツを量産し、ユーザーを楽しませるという点で貢献していきたいと考えています。今後のインスタグラムの動向や進化がとても楽しみです。忘れてはならないのは、Facebook社のInstagramという立ち位置にあるという点を企業は考える必要もあると思います。