米国時間2021年3月31日、Instagramは新機能である「リミックス」を追加したことが明らかになりました。
リミックス機能は、既存のリール動画に合わせて動画を撮影することができる機能で、好きなリール動画とコラボレーションができる斬新的なものです。
昨年8月に国内でローンチしたリールは、最長30秒の短尺動画を楽しむことができる機能です。音源やARカメラエフェクト、動画編集のためのクリエイティブツールが充実しており、簡単にエンターテインメント性の高い動画を作成することができます。
リミックス機能を使うと、これまで以上に簡単にクリエイティブな動画を作成することができるようになります。また、自分自身が作成したリール動画をリミックスすることも可能です。
使い方は以下の通りです:
リミックスしたいリール動画を見つける
画面右下の「・・・」をタップし、[このリール動画をリミックス] を選択
画面が2分割され、既存のリール動画が左に、自分が新たに撮影する動画が右に表示されるので、通常リールを撮るときと同様にボタンを押して撮影する
撮影後に [編集] を選ぶと、スライダーのアイコンからボイスオーバーを使って音声を追加したり、マイクのアイコンから既存のリール動画と自分の動画、それぞれの音声の大きさを調整したりすることも可能
編集を終了後、リール動画を投稿
なお、リミックスの素材として利用できるのは、本日以降に投稿されたリール動画、もしくは以前シェアしたものを投稿者本人が [リミックスをオン] に設定したリール動画のみです。
お気に入りのクリエイターの投稿に対するリアクション動画を撮影して組み合わせる、多くの利用者から注目を集めているリールに自分の動画をリミックスしてトレンドに参加するなど、リミックス機能を使って様々なコラボレーションが生まれ、リールから次世代のクリエイターやカルチャーが生まれることを期待しています。
https://about.fb.com/ja/news/2021/04/remixtool/
企業アカウントがこの新機能である「リミックス」を活用するとすれば、リミックスをオンにしている自社ブランドに対して言及されているReels(リール)を見つけて、自社の投稿と合わせてUGCとオフィシャルを融合した投稿を作ることが想定されます。なお、自社ブランドに対して言及されているReelsを見つけるにはハッシュタグ検索から最初に表示されたReelsをクリックし、後はスワイプをして探すという事をすれば簡単に見つけられます。
まだリミックスがオンになっているReelsは少ないと思いますが、自社ブランドに言及されたReels投稿を創出する施策が重要になってくると思います。是非活用してみてください。