
インスタグラムReels(リール)にショップタブを設置する
インスタグラムがReelsよりショップタグを設置できる仕様になった事が判明
日本時間で2020年12月11日、Instagram事業責任者のAdam Mosseri氏のTwitterによるとInstagramはReelsからショップタグの設置ができるようになったと発表がありました。
早速、弊社で運用支援しているアカウントから機能が実装されているのか調べたところ、まだ利用できませんでした。米国時間に合わせて本日中にアップデートされるのでしょうか。とにかくInstagramというプラットフォームの様々な場所からショップ誘導ができるのは、よりシームレスに購買まで繋げる仕組みが整いつつあると言えます。
一方で、ブランディングの弱い大半のInstagramアカウントではまだまだダイレクトにショップタグから売上に繋がるケースは少ないのが現状です。Instagramを起点としたブランド接点作りから購買に繋げるまでのプロセスを構築しなくてはなりません。

上記のグラフは、Instagramのフォロワーを増やす前と増やした後でのECサイトにおける全体のトラフィックと、ブランド関連ワードによるオーガニック検索経由のトラフィックの伸びです。ブランド関連ワードで検索してECサイトに訪れてくれる1日あたりの訪問ユニークユーザー数は116%ほど伸びています。
これはリアル店舗に置き換えると、「とりあえずZARA言って、いい服ないか見に行ってみよう」というノリで店舗に行く人と同等の人と言えるのではないでしょうか。

さらには、ECサイトへ訪れてから買い物カゴまでたどり着く人、ボタンを押して決済する意思を出してくれた人も増えています。これもリアル店舗に置き換えると、買い物中に買い物カゴにアイテムを入れた人と言えます。とにかくブランド認知し、興味をもったユーザーがInstagramを活用できると自社サイトへ誘導することができるのです。
ただし、単純にInstagramを始めたらそうなるかというと、そうではありません。やはりここにはポイントがあります。ブランドとの接触から売上向上プロセスを構築することが最も大事なことです。