
Instagram新機能「Reels(リール)」についてご紹介
Instagram新機能「Reels(リール)」が公開

2020年8月5日、Instagramは新機能「Reels(リール)」を公開いたしました。オーディオ、エフェクト、新しいクリエイティブツールを使用して、15秒のマルチクリップビデオを記録および編集ができるようです。作成したリールはフォロワーとフィード上で共有することができ、さらにエクスプローラーで新たな視聴者を拡げることも可能です。
Instagramの公式情報から引用して、まずは機能をご紹介いたします。
「Reels(リール)」を作成
Instagramカメラの下部にある[リール]を選択します。画面の左側には、リールの作成に役立つ次のようなさまざまなクリエイティブ編集ツールが表示されます。
https://about.instagram.com/blog/announcements/introducing-instagram-reels-announcement/
- オーディオ: Instagram音楽ライブラリから曲を検索します。リールを録音するだけで、オリジナルのオーディオを使用することもできます。元のオーディオとリールを共有すると、そのオーディオはあなたに帰属します。パブリックアカウントを持っている場合、他のユーザーはあなたのリールから[オーディオを使用]を選択して、あなたのオーディオでリールを作成できます。
- ARエフェクト:エフェクトギャラリーで、Instagramと世界中のクリエイターの両方が作成した数多くのエフェクトの1つを選択して、異なるエフェクトの複数のクリップを記録します。
- タイマーとカウントダウン:タイマーを設定して、クリップをハンズフリーで録画します。記録を押すと、選択した時間の記録が始まる前に、3-2-1カウントダウンが表示されます。
- 位置合わせ:次の動画を記録する前に、前のクリップのオブジェクトを並べて、衣装の変更や新しい友達のリールへの追加などの瞬間にシームレスなトランジションを作成します。
- 速度:選択したビデオまたはオーディオの一部の速度を上げるか下げるかを選択します。これにより、ビートに留まったり、スローモーションビデオを作成したりできます。
リールは、一連のクリップ(一度に1つ)に記録するか、一度に記録するか、ギャラリーからアップロードしたビデオを使用して記録できます。キャプチャボタンを押し続けて、最初のクリップを記録します。記録すると、画面上部に進行状況インジケーターが表示されます。記録を停止して、各クリップを終了します。
「Reels(リール)」の共有

リールを使用すると、フォロワーと共有したり、Exploreの巨大で多様なInstagramコミュニティで発見したりできます。
https://about.instagram.com/blog/announcements/introducing-instagram-reels-announcement/
- パブリックアカウントをお持ちの場合:自分のリールをエクスプローラーの専用スペースに共有できます。このスペースでは、Instagramコミュニティーで見たり発見したりすることができます。フィードに投稿して、リールをフォロワーと共有することもできます。特定の曲、ハッシュタグ、またはエフェクトをフィーチャーしたリールを共有すると、誰かがその曲、ハッシュタグ、またはエフェクトをクリックしたときに、専用ページにリールが表示される場合があります。
- プライベートアカウントを持っている場合:リールはInstagramのプライバシー設定に従います。フィードを共有して、フォロワーだけがリールを表示できるようにすることができます。人々はあなたのリールからオリジナルのオーディオを使用できなくなり、あなたをフォローしていない他の人とあなたのリールを共有することはできません。
リールの準備ができたら、共有画面に移動します。ここで、リールのドラフトを保存したり、カバー画像を変更したり、キャプションとハッシュタグを追加したり、友達にタグを付けたりできます。リールを共有すると、プロフィールの別の[リール]タブに表示され、共有したリールを他のユーザーが見つけることができます。フィードと共有する場合、リールを削除するオプションがありますが、リールがメインプロファイルグリッドに表示されます。
パブリックアカウントでもプライベートアカウントでも、ストーリー、親しい友人、またはダイレクトメッセージでリールを共有できます。その場合、リールは通常のストーリーのように動作します。エクスプローラのリールには共有されず、プロフィールに表示されず、24時間後に表示されなくなります。
「Reels(リール)」を見る

ExploreのReelsは、Instagramでトレンドの文化の最高のものを紹介します。あなたのためにカスタマイズされた垂直フィードで、Instagramの誰もが作った面白いリールのセレクションを発見してください。リールが好きな人なら、簡単にいいね、コメント、友達と共有できます。
https://about.instagram.com/blog/announcements/introducing-instagram-reels-announcement/
また、「おすすめ」のラベルが付いたリールもいくつかあります。自分のリールがデータ探索で紹介されている場合は、通知が届きます。おすすめのリールは、Instagramが選んだ公開リールのセレクションであり、私たちがあなたを楽しませ、刺激を与えると期待されるオリジナルのコンテンツを発見するのに役立ちます。
Reelsは、人々に自分を表現する新しい方法を提供し、Instagramで愛するものをさらに発見し、クリエイターになるという野心を持って誰もが中心的なステージに立つのを助けます。
進むTikTokへの規制
アメリカ政府は、中国のIT企業「バイトダンス・テクノロジー株式会社」が運営するTikTokへの規制を進めています。アメリカと中国の様々な外交問題がありますが、アメリカ政府はTikTokが個人情報を中国政府に流しているという懸念をもち国内の規制を高めており、9/15までにアメリカ国内の企業に事業を売却しない限り国内でのTikTok事業を閉鎖するという流れになっています。この流れで、InstagramはTikTokユーザーを自社サービスへ取り込もうと考えているのではないでしょうか。もし取り込みに成功すれば、日本国内においては10代のユーザー層が少ないInstagramに新たな特徴が増える事になります。
Instagram Reels(リール)の活用方法
企業がこのInstagram新機能を活用する方法を考える場合、TikTokで成功しているプロモーション事例を参考に実施するのが1番早いと思います。15秒の短尺動画、音楽、エフェクトなどの特徴を用いて自社でどのような活用ができるのか考える必要があります。
自社の投稿で使うのはもちろんですが、いかにユーザーに参加してもらえるかが鍵となるでしょうね。”〜やってみた”、”〜チャレンジ”などユーザーが楽しんで参加できるテーマを企業が設計し、気軽に参加してもらえるキャンペーンなどを用いるとInstagramでバズらせる事もできるかもしれません。
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