Instagramマーケティングで欠かせない「FUESSCAS理論」
Instagramマーケティングにおいて、様々な企業が独自のモデルを提唱しておりますが、弊社は独自に「FUESSCAS理論」をベースにし、インスタマーケを実践しております。
「FUESSCAS理論」とはInstagramにおける一般消費者の行動パターンを細分化したものの頭文字をとったものです。
F Find & Follow(探す、フォローする)
一般消費者は、Instagramを使って自身に有益となる情報を得ている訳ですが、自動的に情報がたくさん入ってくるわけではありません。まずは、自身で興味のあるアカウントやハッシュタグを探して、継続して情報を得ようと思えば必ずそのアカウントをフォローします。
U UGC(投稿、クチコミ)
インスタ上で気になるアカウントやハッシュタグから、投稿を見るのですが、1番のポイントは消費者目線で投稿があるかどうかです。企業の投稿ももちろんですが、そのブランドに対する一般消費者のインスタ投稿も重視する傾向にあります。情報としてUGCはなくてはならないものと言っても過言ではありません。
E Engagement(共感)
エンゲージメントは英語で「契約、約束、雇用、婚約」などの意味がありますが企業のマーケティング活動において、当社は「共感」と位置付けております。一般消費者はInstagramの投稿を見て、共感を覚えれば「いいね!」「コメント」「webをクリック」などのアクションを起こします。エンゲージメントを高めるにはいかに共感した投稿内容になっているかが重要です。
S Search(Instagramでタグる)
Instagramで興味や共感を得たユーザーはどんなアクションをするのかというと、Instagram上からハッシュタグ検索を行います。これはInstagramで得た情報だけでなく、日常から得た情報でもInstagramでハッシュタグ検索をする傾向にあります。他の人がどんな投稿をしているのか、消費者目線でどんなブランド、サービス、商品、施設なのかを調べます。
S Search(検索エンジンで検索する)
Instagramでハッシュタグ検索をして更に興味度が高まった一般消費者は次にどんな行動に移すかというと、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでより詳細情報を検索します。「価格はいくらなんだろ」「どこにあるのかな」「もっと写真を見たい」など詳細情報をオフィシャルサイトから閲覧しようとし、ブランド名などを用いて検索し、詳細情報を確認するのです。ここまで一般消費者を育成する事ができればInstagramマーケティングで成功していると言っても過言ではありません。
C Comparison(比較)
当然、一般消費者にも予算などの諸事情もあるので、他のブランド・サービスなどと比較検討するため、他の情報も自ら得ようとします。比較前に圧倒的な優位性を打ち出せている事がインスタグラムマーケティングで重要になります。
A Action(購買・来店)
最終的に他のブランド・サービスと比較したのち、やはり1番気になったブランドを購入する、お店に来店するといった行動に移ります。ここではじめて売上につながります。
S Share Spread
商品の購入や店舗・施設の来店、来場をした後に、その体験自体に「人に教えたい」「自慢したい」などの価値があってはじめてInstagram上で拡散をしてもらえます。Instagramマーケティングでは、他のSNS媒体と違って投稿に対するインセンティブが強くても、インスタに合わない投稿は拒絶される傾向にあります。一般消費者にいかに体験を投稿してもらえるかという仕掛け作りも欠かせません。
Instagramマーケティングにおける最適な施策とは?
結論から言うと、上述した「FUESSCAS理論」に基づいて自社ブランドが何に対して優先順位を上げて取り組むのかを考える事が大事です。どんなにいいサービスや商品、体験を提供できてもそれを知ってもらうユーザーがInstagram上で囲い込めなければ、全く意味がありません。
実際にInstagramマーケティングの相談を多く受けていると、そのような企業が多いのが実情です。素晴らしいサービスや体験価値を提供できる企業にも関わらず、インスタでは全くもって知られていない、中途半端になっている。これらを打開するために、改めてインスタマーケの自社の立ち位置を再点検し、強化するポイントをリストアップしてください。
当社では、その最適な施策を支援するソリューションを多く保有しておりますのでお気軽にご相談ください