インフルエンサーマーケティング
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インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは、SNS上で影響力の高いユーザーに各SNS(Instagram,Twitter,YouTube,TikTokなど)でブランドや商品・サービス・店舗・施設などの紹介をしてもらい、その影響力が認知向上や興味喚起の向上、購買・来店につなげるなどを狙って行うマーケティング手法です。

さらには、インフルエンサーから一般消費者へブランド認知が向上し、喚起された一般消費者が実際にブランドを体験し、それを共有・拡散するという二次的効果も期待できます。

インフルエンサーマーケティングで何を目的とするのか、どのようなターゲットに行っていくのかを定めた上で、インフルエンサーマーケティングを実施するSNS媒体を考えた方がいいと思います。

①ターゲット設計を徹底して考える

インフルエンサーマーケティングによって、自社のブランドを誰に訴求したいのかをしっかりと設定する必要があります。それを踏まえた上で、訴求したいユーザーがインフルエンサーのフォロワー層なのかどうかを見定めなければなりません。

特にInstagramではインフルエンサーは女性の方が圧倒的に多いのが実情です。

例として自動車メーカが男性層をターゲットとしたインフルエンサーマーケティングを行おうとした場合、どのようなインフルエンサーに依頼するのが良いのかということを考えてみましょう。

自動車を保有している、自動車に興味があるなどを考えると、ターゲット層は日頃からアクティブな傾向があり、人それぞれ趣味嗜好があるのでなかなかターゲティングが難しいと思います。そこで発想の転換を行い、インフルエンサーを想定した上でそのフォロワーが自動車を利用する人が多いという考え方を行います。

インフルエンサーには、それぞれに以下のようなインスタグラムアカウントのテーマや世界観がセグメントされている方が多いです。

  • グルメ
  • 美容
  • ファッション
  • 芸術
  • ゴルフ
  • トレーニング
  • 料理
  • その他あり

そこで、「ゴルフが好きなインフルエンサー」をキャスティングするインフルエンサーと想定すると、そのフォロワーにはゴルフをする男性が多く、ゴルフをする男性は車を保有している確率が高いという事が推測されるので、大きくターゲットを外すことはないと思われます。ターゲット設計は徹底して考える事が1つ目に大事なポイントです。

②KPIはリーチだけでなく、エンゲージメントにも設定をする

多くのインフルエンサーマーケティングのサービサーがフォロワー単価で価格を出しているので、どうしてもインフルエンサーのフォロワー数に応じたリーチばかり気してしまうケースがあります。もちろん、ブランド認知向上においてはインフルエンサーマーケティングによるリーチ数は非常に重要なKPIとなります。

一般的にフォロワー数が少ない方がエンゲージメント率は高くなり、フォロワー数が多くなるに連れ、エンゲージメント率が低くなる傾向にあります。ただし、同じ10万人フォロワーを保有しているインフルエンサーでも、エンゲージメントがテーマやシチュエーションで大きく変化していきます。いわゆるリーチは稼げてもエンゲージメントは大きく稼げていないという事もありえるのです。

エンゲージメントが少ないということは、その投稿に対して共感が少ないと言っても過言ではありません。インフルエンサーは過去の投稿等からエンゲージメント率なども算出し、エンゲージメント数の目標KPIを組み立てる必要があります。当社のよく使う指標としては、1エンゲージメントを得るための費用としてCPEというものを設定します。

③エンゲージメント対象を見極める

インフルエンサーは容姿端麗で才色兼備の方が多くいらっしゃいます。そのような方の投稿の中には、インフルエンサー自身に対するエンゲージメントが多くつく傾向にあり、肝心のブランドやサービスに対してエンゲージメントを得られないケースがあります。インフルエンサーがブランド体験をする事で、そのブランドそのものにエンゲージメントを得られる設計でないと、いくらエンゲージメントを獲得できても、それはインフルエンサーに対する共感で、PRしたいブランドに対する共感でなくなってしまうリスクがあるので、しっかりと真のエンゲージメントを獲得できるインフルエンサーなのか、プロモーション設計がなされているかをチェックする必要があります。

④IGC(Infulencer Generated Contents)を2次利用する

インフルエンサーマーケティングはただ、SNS上で実施するだけでなく、インフルエンサーが作り出した(投稿した内容)もの自体がコンテンツとなります。そのコンテンツをしっかりと二次利用し、SNS以外のオムニチャネルでも活用する事で、インフルエンサーマーケティングの二次的効果が見込めます。

最後に

インフルエンサーマーケティングを実施された事のある企業も、初めてインフルエンサーマーケティングを実施される企業も、今回ご紹介した3つのポイントを改めてご参考に頂き、自社ブランドをインフルエンサーマーケティングで成長につなげて頂きたいと思います。

インフルエンサーマーケティングに関するご相談は是非弊社までお気軽にご相談ください。

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