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Instagram運用の目的

Instagram運用を始めるにあたって

企業の多くがInstagram運用を始めるきっかけとして、「Instagramは人気がありそう!」「これからはInstagramの時代だ」「Instagramを使って売上を上げたい」「あの企業がやっているから、うちも始めよう」など、なんとなく始めた企業が多いと思います。

ただ、Instagram運用を始めたものはいいものの、なんとなく始めてみて上手くいかないといったケースが大半だったと思います。Instagram運用のKPIも何を設定していいのか不明なままスタートし、運用リソースも不足したままInstagramの運用を行えば、上手くいくものも上手くいかなくなります。

当社Instagram運用の目的は大きく2つ

  1. Instagram運用効果におけるブランド認知向上に伴うブランド指名検索数の増加

  2. Instagramアカウントを自社の効果的なオムニチャネルに育成し、永続的な情報発信体制の構築

1の目的は、ブランディング戦略が社内に根付いている企業はブランド認知向上が中長期的にみた場合に、売上貢献に重要となることをご理解頂いていますが、多くの企業がInstagram運用でフォロワー数、リーチ、インプレッションが増えたみたいだけど、売上に繋がるのか?というのが本音だと思います。

そこで売上に繋がるメカニズムを考察したいと思いますが、実際にInstagram運用でブランド認知向上に繋がってくると、一般消費者の行動に反映されます。ブランドに興味を示してくれると、Instagramでタグる(ハッシュタグ検索)という行動を起こし、さらに興味が沸いた方はさらなる詳細情報を見ようと、Google やYahoo!のような検索エンジンでブランド名で検索をします。

このようにブランド名で検索する事を「指名検索」と呼んでおりますが、この指名検索ユーザーが売上に大きく直結する形になります。デジタルマーケティングで様々な企業の支援をさせて頂いてきましたが、最も効率的に多くのコンバージョンを獲得できるのが「指名検索」ユーザーなのです。下の図はとあるブランドネームでの検索数のトレンドになりますが、Instagramでブランド認知向上に成功すると、8月だけで2,700回のブランド名検索数が増加、7月、8月の2ヶ月間のブランド名検索数では昨年よりも約6,000回も増加しています。結果的に売上も大きく伸びました。

2つ目の目的は、世界中のInstagramアクティブユーザーが年々増加する中で、Instagramを1つのオムニチャネルとして確立できれば、継続して見込み顧客に自社の情報を発信できる体制が構築できます。下の図はInstagramのフォロワー数約20,000人程度のInstagramアカウントのInstagramパフォーマンスになります。オムニチャネルとして確立できれば、多くの方にブランドに関する情報を発信できる体制が構築できるのです。

弊社ではこの体制の構築には、「フォロワー数」「閲覧率」「エンゲージメント」が重要になってくると考えています。Instagramのフォロワー数が少ないと自社の情報を発信できる人がいない状態なので、フォロワーを獲得する必要が出てきます。閲覧率においては、いくらフォロワーがいても投稿を閲覧してもらえなくては、意味がないので、Instagramアカウントのテーマや投稿コンテンツが重要となってきます。エンゲージメントに関しては、いわゆる共感になりなすので、写真・動画などの素材やキャプション内の文章が重要となってきます。

業界によっては他にもある運用目的

Instagram運用における全般的な目的は2つご紹介させて頂きましたが、業界によっては他にもInstagram運用の目的を見出すことが可能です。他にもありますが、あえて1つご紹介させて頂きます。

  • Instagramショッピング機能(SHOP NOW)活用・・・アパレル等のEC

InstagramではFacebook製品カタログを活用して、Instagramの投稿に対してECサイトへのリンクを設置することができます。Instagramでダイレクトに商品の訴求を行い、購買欲求が高まった時点でそのままECサイトでの購入ができる体験が簡単に構築できます。

今一度、自社のInstagram運用について見直してみてはいかがでしょうか。

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